シマトネリコ 大きくなる前に処置しましょう

  • HOME
  • ブログ
  • シマトネリコ 大きくなる前に処置しましょう

こんにちは

京都伏見 小川庭園管理 小川です。

本日のテーマは

シマトネリコ 大きくなる前に処置しましょう

です。

植木にもブームがあって、シマトネリコは今から10~15年くらい前に流行った木です。
洋風のお庭に合う、雑木風の出で立ちや病害虫への強さなどのメリットから多くのお庭で植えられました。

昔は小さかったシマトネリコも今ではかなり大きくなっていると思います。
そこで今回はシマトネリコの剪定についてお話ししたいと思います。

1、剪定の頻度
いかに大きくなるといっても基本的には年1回でいいと思います。
ある程度伸び切った時期、9月以降に剪定すると効果的です。

2、大きさ
シマトネリコはクスノキや柿の木と違い、サクい(折れやすい)木ではないですが、
やはり台風などで枯れ枝を飛ばす危険性は捨てきれないので4mくらいまでには抑えておきたいものです。

3、剪定方法
生育が旺盛だからと言って太い幹で切り落とすと、そこから無数に枝が生えてきてしまいすぐに樹形が乱れてしまうので
できるだけ小枝、脇枝に切り戻します。他の樹木同様に、縦方向への強い枝はなるべく除去します。

徒長枝で樹形を作ろうとすると、毎年大きくなるばかりですから、徒長枝は基本的にすべて切除します。

4、注意点
数年剪定していないと、きれいな樹形に戻すのは困難な木の一つです。
生育が旺盛なため、数年分を一気に切り戻して樹高を下げる強剪定をした場合、切り口から小枝が無数に出て樹形を戻すまでに数年を要します。
また葉が茂りやすいため、内部の小枝が枯れている場合が多いので、それもコンパクトにするのを阻害する要因となります。

5、事例
他業者から引き継いだシマトネリコです。
強剪定されていましたので、改めて数年かけて自然樹形を作っていくことになりました。
勢いの強い枝は切除し、内部にも光が入るようにしました。

6、総括
数年放置していた庭木の管理も、小川庭園管理では培ってきた十分なノウハウで対応いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
ありがとうございました。

お問い合わせ

ご依頼やご質問などお気軽に
お問い合わせください。

お問い合わせ先:小川庭園管理

TEL (代表)070-1398-7541

営業時間 8:00~18:00
不定休

お問い合わせフォーム

LINEから画像をお送りいただき
見積いたします。

LINEで見積もり