剪定・強剪定・刈り込み 言葉の意味

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こんにちは

小川庭園管理 小川です。

本日は植木屋が使う言葉の意味について書きたいと思います。
違いが分からない方もいるようでしたので
植木屋さんとお話しする際のご参考になればと思います。

・剪定
一番よくお庭の手入れで使う言葉です。
(後で説明する刈り込みも大きなくくりでは剪定と言えます)
剪定は、不要な枝を間引くことで樹勢を抑え、樹形を維持すること目的としています。
不要枝として、徒長枝・車枝・交差枝・絡み枝・胴吹き・ひこばえなどが挙げられます。それらを除去したうえで将来的に必要な枝を選別し、形を作っていきます。また勢いのある枝を、小枝に切り替えて樹勢を抑えたりすることも剪定で行います。

・強剪定
長らく放置した木を一気に小さくする時に、とにかく太枝を落とし、コンパクトに仕上げることを目的に行います。木に対してのストレスを多く与えてしまい、時期を間違えると枯れる原因にもなりますので、注意が必要です。
カシやモチ、シマトネリコ、クスなど成長の早い木がよく強剪定の対象になっているのを見かけます。強剪定後は、1/25の記事でお伝えした通り、小枝に切り替えることが難しい理由から、ほとんど葉のない状態になりますので形を作り直すのに数年かかります。

・刈り込み
両手ばさみやヘッジトリマー(機械式)などを使って、樹木の形を丸や四角に成形するような剪定方法を言います。
ツツジ・サツキ・コニファー類・カシ(生垣)・キンモクセイ・ツゲ・マキなどは刈り込みで形を整えることがほとんどです。
刈り込みは、切り口から2~3本の枝を出すという木の特性(そうではない木も当然あります)を活かして、葉の密度を濃くすることで様々な形の輪郭をはっきりと浮き出させることを目的としています。

以上、早く春にならないかなあと思いながら書いていました。
ご覧いただきありがとうございました。

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