コラム 剪定を毎年すべき理由

こんにちは
小川庭園管理の小川です。

今回は、毎年剪定すべき(した方がよい)理由について書こうと思います。
よく目にするカシを代表例としてお話致します。

1、カシ
 生垣や一本立ち、株立ちなどで植えていらっしゃる方も多い、庭木の代表とも言えるカシ。
丈夫で育ちやすく、見栄えもよいことから多くの方のお庭にありますね。
ですが成長が早く、徒長枝を伸ばしやすい木ですから、丸1年で相当伸びます。
これを数年放置すると
①中まで日の光が届かず、幹近くの小枝が枯れてしまっている。
②木の内部の空気が籠り、害虫・病気の温床となる
などのデメリットが発生します。

①は何がやっかいかと申しますと、放置した木のサイズを小さくしようとご依頼される訳ですが
小さな枝が枯れてしまっているため、太枝を小さい枝に切り替える(更新)しようにも、それにふさわしい小枝がない場合があるので、
どうしても枝の途中か、または木の自然な形からはみ出したところで切るより仕方がない場合がでてきます。

また、一気に小さくするためにバサバサ枝を切るのは、木に優しい剪定とは言えません。太い切り口からは木の生存本能から光合成をするために多くの細かい枝が生えてくるので、きれいな樹形に戻すのに数年かかることがあります。

と、放置してからの剪定はデメリットが多いので、できるだけ毎年の管理をお勧めしています。
同様のことは、モチの木、梅、オリーブ、シマトネリコなどの植木にも言えます。

小川庭園管理では、数年放置されたあとの木の剪定経験も豊富ですので、木の状態を見ながら
最適な方法で剪定させていただくことが可能です。放置した木が気がかりな方がいらっしゃればお気軽にご相談ください。

ご覧いただきありがとうございました。

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